サハラ砂漠の真ん中にあるキャンプで2年間を過ごした唯一の日本人女性・フクダヒデコと、2015年ボローニャ国際絵本原画展入選作家・イヌイマサノリが創りあげた珠玉の寓話集。

遠い砂漠の国「ニジェール」で出会った宝物を、ひとつずつ大切に紡ぎました。
文:フクダヒデコ 絵:イヌイマサノリ
サハラ砂漠の真ん中は昔も今も変わらない場所です。 一瞬も永遠も同じように感じます。 夜はミルクを流したような天の川、満天の星に手が届きそうで、砂の上には何万光年も離れた星の光で今の自分の影が映ります。 昨日の自分と今日の自分は違うように、読むたびに、違う自分を映す鏡のような本になってくれたらと思います。 この本を読めば、いつでもサハラ砂漠の真ん中と自分を旅することが出来ると思います。
【出版社】象の森書房
【ISBNコード】 978-4-9907393-2-4
【発売年月】2016年08月